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2020年1月13日 (月)

自慰防止器具

スイスの医師サミュエル・オーギュスト・ティソは1760年「オナニスム」を著した。その中で、「この体液(精液)を1オンス失うことは血液を40オンス失うことに匹敵する」とも説いている。また、オナニーをすることで人々は馬鹿になり、卑屈になり、消極的になり、記憶や感情をなくし反省が出来なくなる。さらに、精神の破壊を招く病理だと「自慰有害論」を説いた。

「オナニスム」の影響は大きく、欧米だけでなく明治期の日本にも自慰有害説は伝搬した。当時の親たちは息子が精神病になったら大変なので自慰をなんとしてでもやめさせなくてはならないという思いに急き立てられた。

Onani1

そうして登場したのが上の自慰防止器具である。息子たちにこれをつけさせ施錠した。こうすれば自慰をすることはできなくなる。単なる宗教上の教義だけで息子にこのようなものをつけさせたりはしなかっただろう。「オナニスム」の影響力は強力であった。しかし、自慰を禁じられ、行き場のなくなった精液は息子たちを悶えさせた事だろう。

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